≪令和5年度スローガン≫

新時代への道
~アイデアと行動力で未来を切り拓く~

≪会長所信≫

新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、この2年で私たちの生活は一変。
個人・企業ともにデジタル化が急速に進み、テレワークの普及は、人々のライフスタイルに大きな影響を及ぼしました。
コロナだけではなく、頻発する自然災害に、想像を超える異常気象…当たり前だった日常は、もう当たり前ではありません。

また、コロナや昨今の世界情勢により、人々の意識は「外」から「内」、グローバリズムからローカリズムへ変わっていくとみられており、
今、グローバル経済に左右されないような「地域経済」を早急に確立することが求められています。

富士商工会議所青年部(以下 富士YEG)は、企業の若手トップ関係者が、親睦や交流を通して、
豊かな未来と社会福祉の進展へ貢献することを目的に作られた団体で、今年で設立31年目を迎えます。

この先、強い経済基盤を作り上げるために私たちができることは、今以上に研鑽に努め、自社、ひいては地域経済の発展につなげていくという意志。
そして、アイデアを形にするため行政との連携も大切です。行政・民間事業者という垣根を超え、富士の未来のために何ができるかを共に考えていきます。

もちろん、諸先輩方が築き上げてきた功績や繋いでくれた道があったからこそ、今こうして富士YEGがあるということも忘れてはいけません。
しかし、先に述べたように情勢は刻々と変化しており、これまでのやり方を踏襲するだけでは、時代の流れから置いていかれてしまいます。
受け継いだ道を大切に歩みながら、若い世代ならではの視点や柔軟な発想で、新たな道を切り拓いていきたい。
そのためには、今まで以上に多くの仲間の知恵や力の結集が必要となるため、会員拡大にも全力で取り組みます。

5年・10年先、富士YEGが更なる発展を遂げるため、今年度は中期ビジョンを策定するとともに、
若い世代が中心の1年目となる令和5年度は、「新時代への道~アイデアと行動力で未来を切り拓く~」をスローガンに掲げました。

「意志あるところに道はひらける」

第16代アメリカ合衆国大統領、エイブラハム・リンカーンの言葉です。
今年は結果を出すことよりも、まずは恐れず行動し、未来へ道を繋げることを第一に考え、「若さ・情熱・広い視野」を持って、メンバーと共に力強く歩んでいきます。

令和5年度 富士商工会議所青年部 会長 村瀬将之

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