これからの取組み(令和4年度事業例)
◆30周年実行委員会 “まちを元気に”
富士YEGは、まちを元気にできる団体だと、過去の先輩方の事業が証明しています。
コロナ禍でダメージを受けた富士市の未来を考え、元気をキーワードに、記念事業を実行していきます。
また、30周年記念式典を企画設営し、お世話になった方々に感謝の気持ちを表現し、富士YEGの未来につなげていきます。
◆政策提言委員会 “富士市の未来の為に”
富士市の新しい政策や第六次富士市総合計画に基づき、未来志向の政策提言書を作成します。
全ては富士市の為に、市民主役・民間発想をキーワードに、まちの未来のカタチを考えていきます。
そして、政策提言作成協働メンバーである富士市若手職員と共に成長をしていきます。
◆会員交流委員会 “集めるより集まる”
コロナ禍でリアルに会うことの大切さを改めて感じました。
今年度は、感染状況が落ち着けば、リアルに会う交流事業を計画します。
メンバーが集まる魅力ある事業や雰囲気を作り出し、未来につながる仲間づくりに貢献していきます。
そして、仲間との刺激ある交流が、我々の未来への成長に繋がると信じています。
◆スポーツ委員会 〝楽しみ成長する“
スポーツは、楽しむものであり、心に豊かさを与えてくれます。
感染症がもたらした暗い雰囲気を少しでも明るくしたいと思います。
メンタルの向上が我々の企業活動を活性化させ、未来への挑戦意欲を向上させます。
そして、様々なスポーツ交流が、我々の未来への可能性を広げてくれると信じています。
いままでの取組み(過去に行ってきた事業の抜粋です)
防災・交流への取り組み
会員との交流 真の仲間をつくる
会員交流活動としては、主に納涼例会、忘年例会、卒業例会をはじめ、年に数回、親睦・交流を目的とした事業展開を行っております。「真の仲間」をテーマに、普段活動を共にする委員会活動を中心に、より多くのメンバーと意見を交わし、理解を深めながら各々の自己研鑽につなげられる場を例会事業として設営・運営しています。しかし、新しい仲間はすぐに出来るとは限らない為、何度も何度も懇親・交流の場を作り、その壁を少しずつ取り除く事が必要です。もっと会員同士の親睦・交流を深める為のアイデア創出に奮闘しながら、富士YEGメンバーが成長できる事を目的に会員交流事業をしております。
富士市の防災を考える 人災ゼロのまちを目指して
阪神淡路大震災から20年、東日本大震災から5年となる2016年6月、過去の教訓を無駄にする事なく、絶対に風化させてはならない災害対策について考え、YEGメンバー1人1人がスキルを上げる事で「人災ゼロ」を目指す第一歩となる事を目的として例会を開催しました。例会では、行政・大学教授・地域防災指導員の方々にも御参加戴き、富士市行政が備えてきた災害対策の検証、常葉大学池田浩教授による「人命を救った事例」についての講話、企業がある地域毎でグループディスカッションを行いました。富士YEGでは、愛する~家族・企業・富士市~を守る為に、絶対に風化させてはならない災害対策について、これからも継続して取り組んでいきます。
気仙沼YEGとの交流 人との絆が復興へ繋がっていく
気仙沼YEGとの関わりは、東日本大震災から1年経過した4年前、まだ復興も儘ならない悲惨な状況にも関わらず、復興支援と視察の受入れを快くして頂いたことから始まりました。また、富士YEG公開例会では経験談を講演する為に遥々来て頂きました。それからは毎年行き来があり、姉妹YEGと言ってもいい関係であります。そして、この関係から富士市行政が行っている「キズナ無限∞の島」事業に繋がった事を嬉しく思います。東日本大震災から5年の節目となる2016年8月、「気仙沼みなと祭り」のインドネシアパレードに応援参加し親睦交流を深める事を目的に、富士YEG事業として気仙沼へ訪問・交流を行っております。
観光・産業への取り組み
四季折々の自然、市民の生活と共生する工場夜景
市民団体である富士工場夜景倶楽部が富士市の工場夜景の写真を発信してきましたl。富士山の世界遺産登録を機に行政とのパイプ役となり、富士市の新たな観光や産業のPR、工場で働く人々が仕事への誇りを高めてもらえる事、またそれを市民が誇りに思えるよう公開シンポジウムを開催したり、モニターツアーを企画したり、市の事業とタイアップして発信し続けました。富士山の豊富な湧水に恵まれ、「紙のまち」として栄えてきた富士市ですが、過去には「公害のまち」として全国に知れ渡ってしまいました。各企業の努力や行政指導でそれを乗り越え、夜でも富士山が見えるまでになってきた事も同時に発信しています。
2016年度は、市制50周年事業として全国工場夜景サミットを富士市に誘致する事が出来ました。これをきっかけに全国へ工場夜景をキーワードに「紙のまち富士市」を発信し、撮影に訪れる方々が増え富士市の経済効果が上がる仕組みを創造し、そして更なる環境改善に繋がるよう活動し続けます。
「富士市ご当地かるた」を通じて魅力の再認識
2016年、富士市は市制50周年という節目の年を迎えました。
そこで富士商工会議所青年部では、あらためて郷土の文化・伝統・歴史・自然・風土・特産品・風景をより多くの方に知ってもらう為に「富士市ご当地かるた」を制作しました。
「富士市ご当地かるた」を通じて、これまで市民でも見落としていた富士市の魅力をひとつでも多く発見し、ふれあい、誇りに想い、未来へ繋げていきます。
全国で唯一、全駅から富士山が見えるローカル線
昭和24年に開業し、市民の足として、また沿線の紙製品の輸送手段として運行してきた岳南電車(岳南鉄道)。ですが、全国的に自動車輸送の発達により、昭和40年代半ばをピークに収入も減少し、ついには貨物輸送も廃止となり、廃線が現実味を帯びていました。しかし、岳南電車の「昭和レトロ」の雰囲気を首都圏のお客様をはじめ全国の鉄道ファンに発信し、通勤通学利用だけでない、観光利用として「楽しめる鉄道」に転換する事で、訪れてくれるお客様を増やし、その収入で市民の足として残していく事ができればと、沿線から見える工場夜景もプラスして発信しています。富士山世界文化遺産1周年記念事業として行政とタイアップで行った「工場夜景ビールトレイン」では初めて車内を消灯し、沿線の工場のパイプラインをライトアップして工場内を走る企画が好評頂き、2016年5月からは月に一度、定期運行する事になりました。
富士タイムズスクエアバル開催 地域の活性化で人が集まる場を
富士タイムズスクエアバルは、2014年に富士駅周辺の活性化が出来ないかと思い、富士商工会議所青年部の主催事業でスタートしました。
初めての富士バルでは、雨が降っていたにも関わらず、富士駅周辺に市内の方はもちろん、近隣市町村の方、何年も富士駅周辺に来ていなかった人達が富士バルに参加するために来てくれるなど、富士駅周辺の活性化に大きく貢献しました。
また、来場者アンケートで次回開催の要望が多かったため、2015年は青年部単独事業から地元飲食店や地元イベント会社等も加わっての開催に変更し、昨年を上回るチケットの販売と参加店舗も52店舗と増加し、事業目的である富士駅周辺の活性化へ繋がっています。
教育・子育てへの取り組み
キャリア教育NO.1の富士市に
「富士市をキャリア教育1番の街にしたい!」そんな想いとともに富士市立高校とタッグを組み、「サマーインターンシップ」を実施。高校生たちが3名1組となり、地元企業へ2日間訪問し、職業講話・職場見学・職業体験・取材を通じて「企業の魅力」を探求しました。その後、「キャッチコピー」を創り、企業を招いてプレゼンテーション、表彰を行いました。事前研修、企業訪問、発表準備・練習、本番の夏休み5日間、多くのミッションを乗り越える課題解決能力を身につける独自プログラムを実施しました。
シンポジウム開催 キャリア教育の可能性を考える重要な場
富士市の小中学校へのキャリア教育を推進していくことを目的とし、平成26年度より、キャリア教育懇話会メンバーとして年2~3回の情報交換会、富士市内の小中学校のキャリア教育に携わっている教職員やキャリア教育に係る関係諸団体向けのシンポジウムを企画、実施しました。27年度のシンポジウムでは、「企業とのコラボレーションによる授業の立案」をテーマにグループディスカッションを行い、現状のカリキュラムの視点を少し変えることでキャリア教育要素を入れた授業になるのではないかという気付きを感じていただく内容で開催しました。企業、地域住民との関りが必要な教育現場。これからもYEGの得意分野を活かし協力していきます。
「仕事体験スクール」ジョブ博を開催
「働くこと」の喜びややりがい、楽しさを伝えていく。
2013年度、様々な仕事についてもっと深く知ってもらおうと、中学生や高校生を対象に、仕事の楽しさ、やりがい等を聞き、さらに体験等をおこなう「仕事体験スクール」ジョブ博を開催しました。声優や獣医、弁護士等17講座を設営し、参加した学生の中には、「私、絶対に声優になりたい!」と夢を見つけた子もいました。また、キッズジョブの中では子ども達に「名刺交換→営業活動→営業報告→報酬」という疑似体験ができる「YEG商事」という架空会社のブースを出店しました。子ども達が夢・目標を見つけ、仕事の楽しさを実感し、未来で輝く人財になれるお手伝いができたらと願っています。
職業講話で生きる力を感じてもらう
大人たちの「かっこいい」を伝える
「未来を担う若者たちに、働くことの喜び、やりがい、楽しさを伝えていきたい」という想いを共有するため、地域の小中学校へ出向き職業講話を行っています。また、学校から依頼のある職場体験の受け入れも毎年行っています。2011年には株式会社植松電機の植松努氏をお招きし「どうせ無理はなくす」というテーマで一般市民そして同世代の子を持つ親御様向けに講演会を開催しました。